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海外事業ブログを更新しました『在日中国人インフルエンサーが語る、海外広報における動画活用PR』

中国/アジア・パシフィック事業部の舟橋です。コロナの影響が緩和され、インバウンドの回復も間近とされている中、ここ数年、日本における海外広報やインバウンドPRの現場で活用することが増えてきた『在日外国人インフルエンサー』を活用したPR施策。
今回は在日中国人インフルエンサーの『東京大明白』さんに、インフルエンサーになられた背景や活動の方針、日本から発信し続けている理由など、盛りだくさんに伺いました。

まずは自己紹介をお願いします。
中国向けの配信をメインとしたインフルエンサー活動と、中国マーケティングのコンサルティングをやっています。メインの事業では個人のインフルエンサーの仕事をしていて、日本で生きていながら日本の面白いことや、ちょっと気になったニュースに対して自分なりのツッコミを入れて話す、お笑いトークショーのような内容で中国向けに発信するのが私のコンテンツの特徴です。

-bilibili チャンネル登録者数:79.5万人
https://space.bilibili.com/254726274/
-Weibo『东京大明白vlog』 チャンネル登録者数:210万人
https://weibo.com/gsound?refer_flag=1005050010_

インフルエンサーの発信を始められたのはどのような背景が?
最初は企業で普通にバイヤーとして働いて、その後自分でECショップを立ち上げる事業を始めました。それまでにはまだ越境ECという単語がまだ流行っていなかったと思うんですが、その頃に初めて日本に出掛ける中国人がすごく増えていって。中国の越境ECが取り上げられて、毎年アリババの最高売り上げが更新される時期に、中国のことを意識して結構問い合わせが増えてきました。2017・18年頃にバイトダンスがすごい勢いで伸びてきて、これはちょっと違う世界の始まりだなと気付きました。

記事メディアではなく、これからは動画だと気付いたのが2019年ですか?                         マーケティング会社に転職して「これからは動画の時代だからインフルエンサーやKOLアカウントを沢山作りたい」と社長に猛アピールしまして。一人で部門を立ち上げて、何人か部下を雇ってメディア事業部を立ち上げて、コンテンツメディアを始めました。2019年に抖音(中国版TikTok)アカウント『A-YA東京』(哎呀东京)というチャンネルを立ち上げ。東京で遊びながら色々面白いことや美味しい食べものを発信するという内容で、2ヶ月でフォロワーが38万人になりました。当時は、日本在日でインフルエンサーに特化している人はそんなに多くなかったので割と目立つ存在になりました。

中国でコンテンツをヒットさせるきっかけは何かありましたか?
中国でバズるには人と同じでない個性・キャラクター、いわゆるIPがとても重要になります。ただ事実を読み上げるだけのニュースより、同じニュースでも独特な面白い目線で主観的な発信をしたほうがウケます。もはや報道というよりもエンターテイメントとして認識されていますが。       

今までで一番バズった動画は、『日本の道路やバスのタイヤが綺麗!』という内容で、日本人にとっては当たり前なことかもしれませんが中国人にとっては衝撃的なことで。たった5~10秒の紹介動画をアップしたところ、数時間で抖音で何万件いいねとコメントが数万件つきました。いろんな方からたくさんの意見がコメントされ、またアルゴリズムによってコメントした人と似たようなユーザーたちにさらに拡散し、最終的に40万いいねがつきました。

その動画をきっかけに少しずつ何が中国人動画のファンたちにハマるのか、どういう切り口にするのがウケるのかを磨いていきました。ただ日本を褒めるだけのインフルエンサーは意味がありません。問題提起をして自分で突っ込んでみたり、もしくは賛否両論になりそうなネタを発掘して投稿しています。

続きはこちら から。

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