日本広報学会の「第28回研究発表全国大会」にて当社社員が発表

2022年10月16日、当社、コミュニケーションサービス統括本部第1部の今井雪乃が、日本広報学会の「第28回研究発表全国大会」自由論題口頭発表に参加しました。

上智大学新聞学科在学中に、広報論について学ぶ国枝ゼミにて執筆した卒業論文をもとに、「Twitterを用いた採用広報におけるエンゲージメントとレピュテーションに関する調査」について、国枝智樹先生と連名で発表しました。

本研究は、企業の広報活動においてどのようなTwitter上でのコミュニケーションの要素が、フォロワーのエンゲージメントおよび企業に対するレピュテーションを向上させるのかについて、海外の先行研究の手法を用いて分析を行ったものです。コロナ渦における学生の新しい就活の形式である「Twitter就活」に着目し、採用広報を取り上げて検証しました。

具体的には、架空の企業を設定し、３つの変数を組み合わせ８タイプのサンプルアカウント（それぞれ10投稿分）の画像を作成。実験参加者である大学生に画像を見せた後、エンゲージメントとレピュテーションを測るアンケートに回答してもらい、得られたデータを用いて重回帰分析を行いました。その結果、エンゲージメントはレピュテーションに正の効果を持つことがわかり、コーポレートレピュテーションを上げるためには、エンゲージメントを高めることが有効であるという内容について発表しました。

本発表にご関心やご質問がある方はお気軽にお問合せくださいませ。

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