プラップジャパンのIR情報をお知らせいたします。
当社のIRニュース、決算資料、財務業績ハイライト、
株価情報など株主様、
投資家様向けの情報を掲載しています。
直近の業績
決算概況
(単位:百万円)
2023/8 |
2024/8 |
前期比 増減 |
前期比 増減率 |
|
売上高 | 6,635 |
6,885 |
250 |
3.8% |
営業利益 | 730 |
572 |
△158 |
△21.6% |
経常利益 | 747 |
577 |
△170 |
△22.7% |
親会社株主に帰属する 当期純利益 |
436 |
226 |
△210 |
△48.1% |
当社グループは、「世の中のあらゆる関係性を良好にする」というミッションを軸に、日本・中国・シンガポールに拠点を有するコミュニケーション分野に専門性を持ったグループ会社と連携し、PR発想でのコミュニケーションコンサルティングサービスを包括的に提供しております。
当連結会計年度(2023年9月1日~2024年8月31日)における日本経済は、入国制限措置の緩和後の訪日外国人の増加によって、インバウンド需要の回復傾向が持続し、経済活動の正常化に向けた動きが進展しました。
また、当社グループが拠点を有する中国や東南アジアでは、新型コロナ感染症の影響は抑制されており、国境を越えた人の移動や企業投資が活発化しております。
このような状況のもと、当社グループは、この数年間注力してきたリアルとデジタルの両面でクライアントのコミュニケーション活動を支援するためのサービス提供に努めました。
当社単体を含むコミュニケーションサービス事業では、コミュニケーション戦略策定などのコンサルテーション、メディアやインフルエンサーとの関係性を構築するリレーション活動や、情報をメディアを通じてステークホルダーへ伝えるパブリシティ活動を含めた情報流通のデザインなど、コミュニケーション活動において包括的なサービス提供を行っております。
国内PR会社では、クライアントからの需要が高まっているサステナビリティPR、豊富な実績を有する危機管理広報コンサルティングやヘルスケア・IT業界向けの案件などの受注を獲得し、中国子会社では、大型のスポット案件を獲得するなどによって売上高が増加した一方、外注費、M&A調査費用、採用費などの費用も増加しました。
デジタルソリューション事業では、広報PRのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するクラウドツールの提供、デジタル広告やソーシャルメディアの運用、動画・バナー・WEBサイト等のクリエイティブ制作といったサービスを提供しております。
プラップノードが提供する広報PR業務のSaaS型クラウドサービス「PRオートメーション」は、広報PRのDX推進に向けて、クライアントのニーズに対応した機能追加・改善を継続的に実施しながら堅調に導入クライアント数を増やしており、さらなるクライアント獲得に向けた投資を実施しました。
また、プレシジョンマーケティングは、継続してクライアントのニーズが高いデジタル広告やSNS運用といったデジタルマーケティング関連サービスの受注を獲得した一方で、前期に国内外で離脱した大口クライアントの減収分をカバーするまでには至りませんでした。
当社の連結子会社であるWild Advertising & Marketing Pte. Ltd.に関するのれんについては、業績が当初想定していた事業計画を下回って推移することが見込まれることから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失としてのれんの未償却残高86百万円を当連結会計年度に特別損失として計上いたしました。
また、当社の連結子会社である北京普楽普公共関係顧問有限公司と北京博瑞九如公共関係顧問有限公司において、労使折半で納付すべき従業員住宅積立金について未納分を一括で拠出したことに伴い、当該拠出金47百万円を当連結会計年度に特別損失として計上いたしました。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は6,885百万円(前年同期比3.8%増)、営業利益は572百万円(前年同期比21.6%減)、経常利益は577百万円(前年同期比22.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は226百万円(前年同期比48.1%減)となりました。
詳しくは決算短信をご覧ください。